奇跡
と言った瞬間君は起こった様子で教室に入っていった。

『何だよ』

俺は便所に入った時に君の顔が浮かんだ。

思い出すだけで腹がたってくる。

すると放送が掛かった。

キンコンカンコン。
『入学式が始まりますので1年生の方は体育館に移動してください。』

『あぁー面倒』

と思い教室に戻ると亮がいた。

『翔、遅かったな。体育館行こうぜ』

『おぅ』

教室をでた。
体育館に着くと大勢の生徒がいた。

俺の目の前に君だいた。

俺とぶつかった時とは違って友達と仲良く話していた。

俺はいつの間にか君に見とれていた。

『何見てんだよ』

亮が話掛けてきた。
俺は一気に現実に引きこまれた。

『何でもねぇよ』
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