怖い短編集

辺りが暗くなって、
僕は仕方なく
ブランコから降りた。




僕は歩きたくない方向へ
トボトボと
歩き出した。




僕には帰りたくない場所があった。




でも僕には、
帰る場所が
そこしかなかった。
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