怖い短編集

父が目をつり上げ、母の方に歩いていき、母を拳で殴りつけた。




母は勢いよく床に倒れ、
殴られた頬を
左手で押さえながら、
父を睨みつけた。




僕はその様子を
いつものように
部屋の隅から
息を潜めて見ていた。
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