爽やか男子の裏の顔
◎過去
「みおりのことは
俺が守ってやるからな。」
小さい頃そう言ってくれた男の子。
あれはまだ5歳くらいだったかな。
わたしと身長も変わらない子で、
走るのがとっても早くて
バスケを始めたのだって
その子の影響だった。
その子のパパはプロのバスケット選手で、
すっごい憧れてるんだということは
わかっていた。
子供の頃から
その子と私は小さなバスケットリングで
バスケを楽しんでいた。