爽やか男子の裏の顔
次の日の朝
「おはよ!みお!」
そうあいさつしてきた
ももにも
わたしは完全スルーで、
自分の席についた。
「ちょっと、みお?どしたの?」
そう心配そうに駆け寄ってきたももに
やっと気づいた私。
「あ、ごめん、考え事で」
「もーう、みおが考え事なんて
どーしちゃったのよー!」
たしかに、
わたしは考え事をするようなタイプの人間ではない。
考えてることは
バスケとごはんのことくらい。
(まるで部活男子のようだ)