爽やか男子の裏の顔
美織side
目の前には蒼くん。
急に強く抱きしめられたかと思ったら
私のことをじーっと見つめてくる。
もう、なんなの?
わけわかんないや。
「そう、くん?」
そう問いかけたら
「まぢ、その首傾げんのやめろよな。」
え、無意識にしてた。
そんなに気持ち悪かった?
「可愛すぎて理性飛ぶ」
そういった蒼くんは
またしても
私の唇を奪いました。
「ん、、ちょっ、、」
吐息が漏れる。
甘い甘いキス。
これまで、
バスケにしか興味がなかったわたしの
恋愛経験値は
ゼロに等しく。
こんな深いキス
息が続かないよぉ、、、
涙目になりながら
やっと離れた時
潤んだ目で蒼くんを見たら
「やばいって」
そうつぶやいて
またキスが降ってくる。
気づいた時にはベッドに押し倒された状態で
口にもほっぺたにも
首筋にも
キスが降ってくる
不思議といやな感じはしなかった。