笑う門には福来たる!!
再び赤子が沖田の手に戻り
沖田の前だというのに、土方が
誠十郎を抱きしめる
「黙ってどっか行ったりすんなよ
どれだけ捜したと思ってんだよ」
「山南さんから、聞いてます」
「なんで、一人で産んだりした?
俺が頼りなかったか?」
「ごめんなさい…
混乱してて……
あの時、なんかわけがわからんで
とにかく、誠を産みたくて
皆、敵に見えたっていうか…堪忍」
「居場所だよね?」
沖田の言葉に、頷いた
「男として生きる場所をなくして
男でいることを諦めたのに
女として、生きることも反対されて
どうしてええか
子がおるって、気づいてたけど
土方さんに、反対されたらって怖くて
誠の事だけは、諦められなくて
うちが、なんもかんも捨てて
それで産めるならええかなって」
「馬鹿野郎、ちゃんと人の話を聞けよ
会いに行くぞ!誠を連れて」
「あの家には…迷惑掛けられません
それに、藤十郎には嫌われたくない」
「だから、なんで嫌われるって思うんだ
親父さんだって、必死で捜してたんだぞ」
「なら、人目のない夜に行くか」
「それならいいでしょ!?
僕も行く!!」
「総司も来てくれるなら…」
「総司のいうことなら聞くのかよ!!」
沖田の前だというのに、土方が
誠十郎を抱きしめる
「黙ってどっか行ったりすんなよ
どれだけ捜したと思ってんだよ」
「山南さんから、聞いてます」
「なんで、一人で産んだりした?
俺が頼りなかったか?」
「ごめんなさい…
混乱してて……
あの時、なんかわけがわからんで
とにかく、誠を産みたくて
皆、敵に見えたっていうか…堪忍」
「居場所だよね?」
沖田の言葉に、頷いた
「男として生きる場所をなくして
男でいることを諦めたのに
女として、生きることも反対されて
どうしてええか
子がおるって、気づいてたけど
土方さんに、反対されたらって怖くて
誠の事だけは、諦められなくて
うちが、なんもかんも捨てて
それで産めるならええかなって」
「馬鹿野郎、ちゃんと人の話を聞けよ
会いに行くぞ!誠を連れて」
「あの家には…迷惑掛けられません
それに、藤十郎には嫌われたくない」
「だから、なんで嫌われるって思うんだ
親父さんだって、必死で捜してたんだぞ」
「なら、人目のない夜に行くか」
「それならいいでしょ!?
僕も行く!!」
「総司も来てくれるなら…」
「総司のいうことなら聞くのかよ!!」