終わらないヰ璽瑪。
一章
『調子乗ってんじゃねぇよ!!』
確か、小学6年の時だった。
ソレはそんな言葉から始まったように思える。
和気あいあいと話し声が飛び交っていた教室が、一瞬にして静まり返った。
クラス大半の皆はそのまま、声のした方へ視線を流していた。
その一人であった私、影里 千里(カゲリ チサト)もその言葉を発した人物を見る。
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