終わらないヰ璽瑪。

『ほんと、信じらんないだけどぉー』

甘ったるい猫なで声を出すぶりっ子で有名な暖花。

『···』

無口な瞳はただ不気味に口元に笑みを浮かべている。

『ほんと、なんなわけ。なんか言ったら？』

リーダー格の理恵子は苛立ちを隠せないかのように顔を真っ赤にして長谷川の腹部を思いっきり蹴り飛ばした。

『····ぅっ』

小さな呻き声を上げる長谷川に陽菜、暖花、瞳、理恵子は本当に寒気がするような残酷な笑みを浮かべた。

そう。

面白いオモチャを見つけたかのように。