終わらないヰ璽瑪。
『ちーちゃん、今日さ、理恵子ちゃんに誘われて長谷川イジメてきちゃった!楽しかったぁ。人をイジメるってストレス発散になるんだぁ』
『·····そう』
『聞いて、千里ちゃん!長谷川のやつに水かけたら風邪ひいたらしくてさ!ホントいい気味。またやろっと!』
『····へぇ』
誰がイジメられて、誰がイジメてなんて興味無い。
私はただ、空気で居続ける。
そう自分に誓ったのは、小学生6年のときだった。