お姫様はメイド服!?
「でわ,行きましょう。」
そう言うレオンの首には,カグヤも貰ったお花の御守りが掛かっていた。
「うん…」
カグヤも,御守りを首にかける。
2人は,大勢の中を歩いた。
その間,たくさん握手をして,手を振って…
「有名人みたい…。」
そう呟いたカグヤに,レオンは空かさず,
「あなたは有名人です」
と訂正した。
「そうだったね…」
アハハと笑うカグヤ。
「怖いですか?」
無理して笑っている事に気付いたレオンは,そう聞いた。
「…いや,怖くわないわ…。
ただ,あたしは女王姫なんだぁって…思っただけ。」
今日,こんな大勢を前にして,女王姫の自覚を初めてした。
そっと,胸元のお花の御守りを触る。
「皆に守られているあたしは,とても幸せなんだって…
だから,失敗なんてしない。」
強く目を閉じるカグヤ。
「当たり前です。」
レオンの言葉に,閉じた目を開き笑った。
そう言うレオンの首には,カグヤも貰ったお花の御守りが掛かっていた。
「うん…」
カグヤも,御守りを首にかける。
2人は,大勢の中を歩いた。
その間,たくさん握手をして,手を振って…
「有名人みたい…。」
そう呟いたカグヤに,レオンは空かさず,
「あなたは有名人です」
と訂正した。
「そうだったね…」
アハハと笑うカグヤ。
「怖いですか?」
無理して笑っている事に気付いたレオンは,そう聞いた。
「…いや,怖くわないわ…。
ただ,あたしは女王姫なんだぁって…思っただけ。」
今日,こんな大勢を前にして,女王姫の自覚を初めてした。
そっと,胸元のお花の御守りを触る。
「皆に守られているあたしは,とても幸せなんだって…
だから,失敗なんてしない。」
強く目を閉じるカグヤ。
「当たり前です。」
レオンの言葉に,閉じた目を開き笑った。