お姫様はメイド服!?
「父さん!!!!」

カグヤは,押さえ付けられている男を見て,驚いた。

「カグヤ!良かった…無事で…」

やっと落ち着いたカグヤの父を,溜め息をつきながら離すクローン,コンドラ,ランシャー。

「何で父さんがここにいるの?」

そう聞くカグヤに,父は腰に手を当てた。

「私は,ここの元王だ。」

鼻息付きだ。

「何,冗談言って…」

「姫,冗談ではありません。」

笑うカグヤにレオンはそう言った。

「マジ?」

「マジです。」

少し考えたカグヤは,頭がグルグルし始め,気を失った。

「カグヤ!!!!」

レオンは,倒れるカグヤの体を支える。

「カグヤ!!!!」

父も,急いでカグヤに駆け寄った。

「レオン,カグヤの部屋はどこだ!」

キッとレオンを睨む父。
レオンは,カグヤの部屋を案内した。
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