お姫様はメイド服!?
「皆ありがとうね!
600年後♪」

手を振るカグヤに,皆も手を振る。

ねぇ,どうやって帰ればいいの?

カグヤは,あの女の子に問い掛けた。

─強く願えば願うほど,それは上手くいくわ。

本当?ありがとう♪

─私の方こそありがとう。

「父さん,あたしに掴まっててね!」

「おぉ…」

久王は,そう言ってカグヤの腕に掴まる。

カグヤは目を瞑り,願った。



あたしの国に帰して…


2人を,白い光が包んだ─
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