お姫様はメイド服!?
ギュッと抱き締められた私は,涙を堪えた。

「俺は,死んでもお前を忘れはしない。」

私を抱き締める力が強くなる。

「それに,またいつか会える。」

私も,しがみつくように,彼の背中に腕を回した。

「約束よ!私を忘れないって…
私もあなたを一生忘れないから…」

彼の力で,身体を離される。

「ラビー,これをやるよ。」

彼は,私にダイヤのついた指輪を見せた。
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