お姫様はメイド服!?
「それは,あたしが悪いの。
女王姫なんて,肩がこるじゃない?
だから,ついでに召喚主さんにやってもらおうって思って♪」

…聞かなかった事にしよう…。

「…で,あたしは何をすればいいんですか?」

カグヤは,話を逸らすように,ラビーに言った。

「あら?引き受けてくれるの?」

驚いた顔のラビー。

「ここまで来ちゃったら,引き受けるしかないでしょ?
それに,神獣が何なのか知りたいし♪」

ニコッと笑うカグヤを,ラビーきつく抱き締めた。

「カグヤちゃんったら,可愛い♪
お姉さん,好きになっちゃったわ♪」

その光景を,ドランは涙し,レオンとコンドラは微笑み,クローンは鼻で笑い,ランシャーは…カグヤを見つめていた。
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