お姫様はメイド服!?
「わーおいしそう♪
いただきまーす♪」

カグヤは,フォークを手に取り,唐揚げや海老フライを口に入れた。

「女王姫…そんなに口に入れたら,喉がつまりますよ?」

ドランが,カグヤに注意した。

「ふぁーい…ってそこ!!笑い過ぎだから!!」

テーブルに俯せて笑っているレオンを,カグヤは笑った。

何か,楽しい♪

「女王姫の周りは楽しそうね♪
私も混ざりたいわ♪」

「母様,混ざってくればよろしいじゃないですか…」

羨ましそうにカグヤ達を見ているラビーに,コンドラは言った。

「でも,中に入れそうにないわね…
諦めるわ…」

ラビーは,そう言って溜め息をついた。

「俺も,姫と話がしたいなぁ…」

この言葉に,カグヤ,レオン,ドラン以外全員が,顔を上げた。
これを言ったのは,ランシャー。

「俺…姫の事,気に入ったかも♪」
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