お姫様はメイド服!?
「わーおいしそー♪」

朝食は,パンや,スクランブルエッグ,ヨーグルトやフルーツがたくさんあった。

「もしかして,これもレオンが作ったの??」

近くにいるレオンに聞いた。

「はい。」

ニコッと笑うレオン。
カグヤは,ドキッと胸が鳴った。
咄嗟に,近くにあったパンを手に取り,大きい口でかじる。

中に,チョコが入っていて,幸せな気持ちになった。

「何笑ってんのよ!」

カグヤは,笑いを堪えて肩を震わせているレオンを睨んだ。

「口の周りに…チョコがついてます…」

「へ?」

カグヤは,バッと口を隠した。

「とれた??」

「まだ付いてます…ほら」

レオンは,カグヤの口端を,親指で拭う。

「なッ!!!!」

ボッと,カグヤは顔を赤くした。
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