お姫様はメイド服!?
「なぜ俺に決闘を申し込んだ?」

庭にいる2人は,剣を構えながら向かい合っている。

「俺に勝ったら教えてやってもいいぞ。」

ニカッと笑うランシャー。
レオンも微笑む。

「あぁ,そうだ。
俺が勝ったら,姫様のお世話係を代わってもらう。」

「え??」

レオンの戸惑い振りに,勝ち誇った顔をするランシャー。

「お前が勝ったら,理由を教える。
俺が勝ったら,お世話係を代わってもらおう。
いいか?」

静かに,レオンは頷いた。

キィィン!!!!


不意打ちに飛んできたランシャーの剣。
レオンは,それを受け取めた。
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