お姫様はメイド服!?
「姫様は,そこで見ていな!」
ランシャーは,そう言いながら,レオンに剣を向けた。
レオンも,ランシャーに向かって行く。
「意味分かんない…」
カグヤは,2人から目を逸らし,そう呟いた。
「どうして,喧嘩しなきゃいけないの?」
キィィン!と,剣がぶつかる。
カグヤは,耳を塞ぎ,しゃがみ込んだ。
「やだよ…やだよ…。
止めて…止めてよ…」
─あなたには,力がある。
「え??」
頭に声が響き,辺りを見回した。
─あなたならできるわ。
それは,あの時の声。
入学式の日に,聞こえた声。
─さぁ…立ち上がって…
カグヤは,ゆっくりと立ち上がる。
─あなたならできる。
あたしならできる。
─あなたにしかできない。
あたしにしか…できない…
ランシャーは,そう言いながら,レオンに剣を向けた。
レオンも,ランシャーに向かって行く。
「意味分かんない…」
カグヤは,2人から目を逸らし,そう呟いた。
「どうして,喧嘩しなきゃいけないの?」
キィィン!と,剣がぶつかる。
カグヤは,耳を塞ぎ,しゃがみ込んだ。
「やだよ…やだよ…。
止めて…止めてよ…」
─あなたには,力がある。
「え??」
頭に声が響き,辺りを見回した。
─あなたならできるわ。
それは,あの時の声。
入学式の日に,聞こえた声。
─さぁ…立ち上がって…
カグヤは,ゆっくりと立ち上がる。
─あなたならできる。
あたしならできる。
─あなたにしかできない。
あたしにしか…できない…