お姫様はメイド服!?
そこは,『お化け屋敷』と呼ばれている,古い洋館だった。
手入れをされていない庭は,玄関までの道をふさぐように,背の高い草が生い茂っていた。
カグヤは,自転車を止めて,カゴからカバンを取ると,草を書き分けて中へと入った。
そして,ふと気付く。
周りの静けさに…
入学式だというのに,人1人いない。
朝だというのに,鳥の鳴き声が聞えない。
いつもと違う事に,胸がドキドキと鳴った。
好奇心旺盛なカグヤには,この変化に恐怖など感じない。
ただ,あの女の子は何なのか,助けてほしいとは,どういう事なのか…
それが知りたかった。
手入れをされていない庭は,玄関までの道をふさぐように,背の高い草が生い茂っていた。
カグヤは,自転車を止めて,カゴからカバンを取ると,草を書き分けて中へと入った。
そして,ふと気付く。
周りの静けさに…
入学式だというのに,人1人いない。
朝だというのに,鳥の鳴き声が聞えない。
いつもと違う事に,胸がドキドキと鳴った。
好奇心旺盛なカグヤには,この変化に恐怖など感じない。
ただ,あの女の子は何なのか,助けてほしいとは,どういう事なのか…
それが知りたかった。