お姫様はメイド服!?
第四章*決意*
「でわ…これが最後。」
さっきまで笑っていたカグヤから,笑顔が消えた。
「昨日,喧嘩している姿を見て…気がついたの…」
ギュッと,服の裾を握る。
「あたし,ラビー様から,戦争って聞いて,何も思わなかったわ…。
だって,戦争が,何をする事なのかを,深く考えなかったから…
でも昨日,剣を使っている2人を見て…
すごく…不安になった。」
下を向きそうになったカグヤは,無理矢理顔を上げた。
「もし,戦争をしたとして…
きっと,この中の誰かは必ず傷つくでしょう?
そう思うと,怖くて仕方ないの…。」
そう言ったカグヤを,笑った者がいた。
それは,クローンだ。
「姫…」
「カグヤよ…」
姫と言ったクローンに,訂正するカグヤ。
「カグヤ…は,それでどうするつもりだ?
泣き言を言っても,何も始まらないであろう?」
そう言われたカグヤは,クスッと笑う。
さっきまで笑っていたカグヤから,笑顔が消えた。
「昨日,喧嘩している姿を見て…気がついたの…」
ギュッと,服の裾を握る。
「あたし,ラビー様から,戦争って聞いて,何も思わなかったわ…。
だって,戦争が,何をする事なのかを,深く考えなかったから…
でも昨日,剣を使っている2人を見て…
すごく…不安になった。」
下を向きそうになったカグヤは,無理矢理顔を上げた。
「もし,戦争をしたとして…
きっと,この中の誰かは必ず傷つくでしょう?
そう思うと,怖くて仕方ないの…。」
そう言ったカグヤを,笑った者がいた。
それは,クローンだ。
「姫…」
「カグヤよ…」
姫と言ったクローンに,訂正するカグヤ。
「カグヤ…は,それでどうするつもりだ?
泣き言を言っても,何も始まらないであろう?」
そう言われたカグヤは,クスッと笑う。