お姫様はメイド服!?
「まあ…少ーしだけ寂しかったけど…
少しだけだったから別にいいわ。」

ニコッと笑うと,カグヤはゆっくり階段を降りた。
いつもなら見上げているレオンとドランを,見下ろしている。

「さ,今日は,特訓なんだから!
気合い入れないと!」

いつもの見上げる位置に戻ると,ガッツポーズを作った。

「そうでしたね」

ニコッと笑顔を作るレオン。

「でわ,私は仕事に戻らせていただきますね。
カグヤ様。頑張ってくださいよ!」

ドランはそう言うと,城の中に入っていった。

「邪魔者も消えた事だし…」

ラビーが,微笑みながら近付いてくる。

「始めましょうか♪」

「はい♪」
< 77 / 240 >

この作品をシェア

pagetop