お姫様はメイド服!?
「さ…食べ終わりましたね!
でわ…そろそろ失礼します。」
一礼して,部屋を出て行こうとするレオンの背中を,カグヤはずっと見つめていた。
手が届きそうで,届かない…。
そんな場所に,レオンはいる。
今,レオンに抱き付くのは簡単。
でも,それじゃぁダメなの…。
きっと,レオンは困った顔をするわ…。
カグヤは,伸ばしそうになった手を止め,ギュッと空気を握った。
パタンと,静かにドアが閉まった。
さっきまで,楽しかったカグヤの部屋は,急に寂しさを増した。
イスの上で,体育座りをするカグヤ。
膝に顎を乗せる。
10年前の草冠を,大切に持ってるって事は,きっと何かがあるんだ…。
きっと,大切な人なんだ…。
何でかな…
涙がでてくる…。
でわ…そろそろ失礼します。」
一礼して,部屋を出て行こうとするレオンの背中を,カグヤはずっと見つめていた。
手が届きそうで,届かない…。
そんな場所に,レオンはいる。
今,レオンに抱き付くのは簡単。
でも,それじゃぁダメなの…。
きっと,レオンは困った顔をするわ…。
カグヤは,伸ばしそうになった手を止め,ギュッと空気を握った。
パタンと,静かにドアが閉まった。
さっきまで,楽しかったカグヤの部屋は,急に寂しさを増した。
イスの上で,体育座りをするカグヤ。
膝に顎を乗せる。
10年前の草冠を,大切に持ってるって事は,きっと何かがあるんだ…。
きっと,大切な人なんだ…。
何でかな…
涙がでてくる…。