お姫様はメイド服!?
「おっはよーございまーす♪」

元気よく,食堂の扉を開けるカグヤ。

「おはよ♪カグヤチャン♪」

ラビーがニッコリ微笑む。

「あれ?ラビーさんだけですか?」

「そーなのー。
きっと皆,大切な物探しをしてるんだわ!」

子供みたいに頬を膨らませるラビー。

「待ちくたびれちゃったわ…」

その時,扉が勢いよく開かれた。

「おはようございます!」

コンドラとクローンとランシャーが来たのだ。

「おはよう,カグヤ♪」

カグヤに笑いかけるランシャー。

「お…おはようございます…。」

なぜか,下を向いてしまった。

「ドランとレオンはまだなのか?」

コンドラが,カグヤに聞いた。

「そうみたい。
あの2人が遅れるなんて珍しいよね」

「そういえば,ドラン騒いでたぜ?
助けてーって…」

ランシャーの言葉に,しーんと静まり返った。
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