初恋の行く末
高橋とお互いの学生時代の話をしてる間、ホテル内の二人がけのソファーに座り身体をくっつけながら時折お互いを見つめた。
高橋の視線にクラクラする。
高橋は見つめながら私の身体中を優しく優しく触ってきて、とても気持ちが良かった。
私も高橋の身体に触れたかっから優しく触り返した。
1時間の間お互いの身体に触れながら別れ際惜しむようにまた唇を重ねた。
「もう俺行かないと」
最後に軽く私を抱きしめた。
「うん。早く行って」
離れたくなかったけどそう言って高橋を送り出した。
「ごめん。今日は先に出るね。山中ゆっくりしていって」
足早に高橋は出ていった。
私はしばらくソファーに座り残っている高橋の温もりを焼き付けるように自分の身体を触った。