初恋の行く末
港の家は俺が住んでるマンションに外観が似ていた。
車庫はないけどマンション前に車を停めるスペースがあって俺はそこに車を停めた。
渡辺は俺に腕組みをしてきてながら
「今日は沢山小林先輩と話がしたい」
と俺に胸を押し当てながら言ってきた。
美保子のほうが大きいかも。
風呂場でのエッチを思い出してしまい赤面してしまった。
渡辺はそんな俺を見てクスっと笑った。
港の部屋に招かれてダイニングキッチンの隣のリビングに通される。
間取りはワンフロアーに上にロフトがある造りだ。
まぁまぁ広い。
リビング内の硝子のテーブルにはたこ焼きの機械と材料、ペットボトルのお茶が置いてあった。
懐かしい。美保子と一緒に作って食べたな。
そして美保子から誘ってきて俺達今やっと付き合っていると言える状態になってきたんだ。
嬉しかったな~あの日。
ニヤニヤと回想していたら
「小林先輩、座って座って」
と松木に言われ渡辺の隣に座らせられた。
渡辺は俺と腕組みしたまま
「今日は朝まで一緒」
と意味深な言葉を言った。