初恋の行く末
タクシーに乗り15分ほどたった頃、寝ていた彼女は
「き、気持ち悪い」

と言い自分の口元を押さえだした。


「ち、ちょっと待って。」

俺はプチパニックになりながらも車をコンビニ近くに止めてもらい急いでエチケット袋の代用品と水を買い彼女の元へと向かった。


彼女はすでに電信柱の近くに吐いていた。

俺はその片付けに追われた。


片付けが終わり地面に踞るようにしゃがんでいた彼女をおんぶし家までの距離約2キロを歩いた。


意外に重いでも服ごしに感じる彼女の胸の感触がたまらなかった。

< 41 / 231 >

この作品をシェア

pagetop