初恋の行く末
彼女とはエッチの後、連絡が途絶えないように電話とメールは欠かさなかった。

彼女からの返信はすぐ来るし電話も出てくれるので、ひとまず安心だ。

これは彼女として付き合えるかもしれない。

早く山中さんと次の展開に進みたかったので定番だと思ったが彼女を映画へと誘った。

チケットを知り合いにもらったという設定で彼女に声を掛けた。


映画タイトルを言ったら彼女は繰り返し
「スターウォーズ!!」

と言って興奮しながら


「見たいと思っていた映画だったの!」

彼女が好きなジャンルで良かった。
後でチケットを購入しておこう。

「良かった!来週土日どちらか都合はどうかな?」

出来れば早く会って彼女との距離を縮めたかったので曜日を指定した。


「土曜日なら大丈夫だけど」
やったー予定が空いてる!
「本当?じゃあ土曜日に映画見てドライブとかどう?」

山中さんと一緒にいる時間を延ばしたくてドライブも誘った。


「やったードライブなんてもう何年も行ってないよ~嬉しい」

彼女の返事を聞いて思った。
もしかして何年間も彼氏なし!?
チャンス到来だな


「良かった。どこか行きたいとこある?映画の上映時間あるから近場しか行けないけどリクエストに答えるよ」

彼女とのデート計画を考えて心が踊った。
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