初恋の行く末

美保子の罪悪感

「スターウォーズ!!」

小林さんから映画の誘いを受けた。

会社の知り合いにチケットをもらったので行かないか?という事だった。


「見たいと思っていた映画だったの!」

ちょうど見に行こうかと思っていた所だったのでちょうど良かった。


「良かった!来週土日どちらか都合はどうかな?」

嬉しそうな声だった。

「土曜日なら大丈夫だけど」
「本当?じゃあ土曜日に映画見てドライブとかどう?」

ドライブなんてもう何年もしていない!


「やったードライブなんてもう何年も行ってないよ~嬉しい」

嬉しくてついこう言ってしまった。


彼はクスクス笑いながら

「良かった。どこか行きたいとこある?映画の上映時間あるから近場しか行けないけどリクエストに答えるよ」


楽しそうにこう言った。

その様子に罪悪感を感じてしまった。




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