初恋の行く末
いよいよ小林さんと会う日が来てしまった。

映画とドライブは楽しみだけど彼を傷つける言葉を言うのが憂鬱で仕方がない。

罪悪感から彼のお礼の品が豪華になってしまった。


手作りケーキとプリンにアップルパイと盛りだくさんになってしまった。


こんなに食べれるかな?

プレゼントの定期入れはシンプルなデザインにしたから多分大丈夫。


いざ!出陣。普通なら楽しいデートになるのに、こんな憂鬱なデートは初めてだ。


覚悟を決めて彼の待つ近くの公園まで、はや歩きをして向かった。



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