初恋の行く末
結局小林さんに行事の作り物をすべて手伝てもらってしまった。

彼は大量にあった紙幣作りとチケット作りをしてくれた。

私はその横で途中だった、子供向けの行事表を作成した。


すべての作業が終わったのは午前2時を過ぎた。

小林さんは作業が終わったらテーブルに顔を埋めて寝てしまった。

そんな姿を見て私はいたたまれなくなり彼の背中に自分の身体を押しあて

「ごめんなさい」と呟いた。
すると寝ていたはずの彼は目を開けて私を見つめ何か言いたげではあったが何も言わず私を抱き寄せ強くキスをしてきた。


突然の事にびっくりしてしまい何も出来ないでいたら、またキスをされてそのまま床に押し倒されてしまった。


今までの小林さんとは違う。

「ま、待って」
私は慌てて阻止をしたら小林さんは私に言わせないように唇をふさぎ舌を入れてきた。





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