初恋の行く末
友美が待ち合わせに指定したカフェは繁華街の外れに立つ一軒家だった。

古民家を改装しており落ち着ける店内になっていた。

店内はカウンター席とテーブル席があって友美はテーブル席に座っていた。

俺を見つけて友美は手招きした。

「ごめんね。急に呼び出してお店分かりづらかったでしょ」

変わらない笑顔で友美は言った。


「久しぶり。2人で会うのも高校以来だよな」

高校時代よく2人でお茶したっけ。高橋と知り合ってからは三人になったけど

思えばあの時が一番楽しかったな。









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