初恋の行く末
彼女が来るのを待つ事およそ一時間。

待つ間彼女が好きなたこ焼きの具材を用意して待機していた。

久しぶりのプチ女子会で楽しみだ。

たこ焼きの機械を台所の戸棚から出している最中に玄関のインターフォンが鳴ったので慌てて玄関に向かう
｢久しぶり元気だった？｣

ドアを開けるとショートカットになった秋が子供と一緒に待っていた。

｢久しぶり～秋。優奈ちゃんも、こんにちは｣

挨拶をしたら照れながら秋の後ろに隠れてしまった。

優奈ちゃん可愛いな。

｢二人とも上がって上がって今日はたこ焼きパーティーだよ｣

と私が言うと秋と優奈ちゃんは大喜びをして二人で手合わせて叩いた。

その様子が微笑ましかった。


｢あ、これ。美保子が好きなチーズケーキ｣

と秋は私の大好きなお土産を持って来てくれた。

さすが秋！私の好み把握してる。


久しぶりに友達が遊びに来てくれると元気が出る。

私の悩みも解決しそうな気がした。
< 86 / 231 >
表紙・目次

この作品をシェア

pagetop