一番がいい!!〜番外編〜





手当たり次第に乗り回り、さすがに疲れた。



「そろそろ、腹減らない?」



オレは、ベンチに座りながら言った。



いつの間にか、日も落ちて寒くなっていた。



「そーだねぇ…

ちょっと休憩したいかも」



遊実も隣に座る。



疲れてるなぁ…



テンション上がって散々、引っ張り回しちまったなぁ…



遊実といるのがあまりに楽しくて、休憩取るのを忘れてた自分を反省した。



「大也さんに、レストランのチケットをもらったんだ!

そこ行くか!」



これ以上、遊実を疲れさせる前に休憩しなきゃな…




レストランチケットは、智哉と知里をくっつけた成功報酬だと大也センパイがくれた。

遊園地のチケットだけでもすごいことなのに、レストランチケットまでくれる大也さんってやっぱりいい人なんだと思う。

てか、大也さんのお父さんって何者なんだ…?

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