一番がいい!!〜番外編〜
ケータイ画面をオレに向けてきた。
そこに映し出されていたのは…
オレと色違いのネックウォーマーだった。
なんで?
ポカンとすると
「実は、私も買っちゃったんだ…
でも、重たいと思われちゃイヤだから、コッソリ使おうと思ってたの」
ニッコリ笑う笑顔に、引き込まれた。
身体が自然と動くとは、こーゆーことなんだって思う。
気付けば、ゆっくり遊実を抱き寄せてキスをしていた。
優しいキスから、だんだんと濃厚なキスへ移っていく…
「ん…んぅ…」
遊実から甘い吐息。
オレの気持ちに答えてくれるように、舌が絡まる。
頭の芯をシビレさせる。
もっと… もっと…