一番がいい!!〜番外編〜
昼休み。
「ごめんって!」
後ろを振り向くと、笑いながら謝ってる遊実。
「ジュースおごるから、許して!
知〜里ちゃん」
イヤイヤ…
あんなに笑ったんだから、ジュースくらいじゃ…
「…コーンスープ…
それなら、許す…」
って許すのかよ?!
単純だなぁ…
遊実は、知里の扱いに慣れてるなぁ…
もしかして、告白させるのもなんとかなるのか…?
「わかった!
まだ、間に合うかなぁ?」
財布を持って立ち上がるのを見て
「遊実、自販機?
なら、下まで一緒に行こうぜ」
ラッキー!
遊実と一緒に行ける!
「うん!
知里、行ってくるね」
並んで教室を出た。