ラッキー☆セブン
『え〜、それって恋だよ〜』
ぶっ!!!思いも寄らない友達の言葉に飲んでいたお茶をふき出した。
『ぐぇっ、ゴホゴホ、、、。まさか、、、。んー、どうなのかな、、、』
『いいと思う!素敵素敵!応援する!!!』
そう言って目を輝かせているのはバイト仲間の木村佐和子(きむらさわこ)。私と同い年の高2。彼女の方が先輩でふたりの通う学校は違うけれどお互い途中まで同じバスで通っているためよく一緒に登校していて今では仲良し。
『あ、ありがと、、、。でもさ、男性免疫無いからこんな風に感じてるだけかもしれないしさ』
『そーんなの!気にしない!!ね!もっと仲良くなりたいって言われたんでしょ!?きゃー、脈あり!』
『いやいやいや!気にするから!そこ大事だよ!?likeかloveか結構大事だよ!!ああいう人は皆と仲良くって博愛主義なだけかもだし!』
あーだこーだと休憩室で言い合っていると、
ガチャ。
『おお、お疲れさま』
『ぐほッ!ゴホゴホ!は、はるやまざん!?ゲホゲホゲホ、、、』
張本人の登場に更に咳き込む私。何てタイミング!
『ちょ、ハル?大丈夫〜?』
さすがに慌て出す佐和子を見て春山さんも慌て出す。
『え、どした!?どんな会話してたか知らないけど、、、』
どき。はい、あなたのこと話してました。って言えるわけもなく。
なんて答えようか私が迷っていると佐和子が
『ああ!女子トークなんでお気になさらず〜。えへへ』
と誤魔化した。
すると、頭を掻きながら春山さん。
『へー、、、女子高生の会話についてけるほど若くないんでね、すんません』
コーヒー買ってくるわ。そう言い残して部屋を出た。
、、、、、。
私と佐和子の間に数秒の沈黙。
そんな空気を破ったのはやはり佐和子。
『おいおい、若くないってかまだ23でしょ!あの人!』
『そうだけど、、、やっぱり7歳差は大きいかなってことなんじゃないかな。てか、まだ好きって決まったわけじゃないよ!』
なんかネガティブな返しになってしまった。
『んー、、、』返事に困る佐和子。
少しして私の方を真っ直ぐ見た彼女は笑顔でテンポよくこう言った。
『でも!思うんだけどさ、年上だとか年下だとか、社会人だとか高校生だとか、そんなことよりさ、大事なのはこの人のことをちゃんと見るってことだと思うの!「大人の男性」ってひと括りに考えるんじゃなくて「春山さん」を一人の人として見てあげた方がいいんじゃないかな?』
一人の人としてか、、、。
『実際そんな簡単には上手くいかないと思うけど、、、相手はそうしてくれた方が嬉しいと思うよ』
『佐和子、、、。ありがと。』
まさかこいつに大事なことに気付かされるとはね。私はお茶をまた一口口に入れる。
『それにね!あんたがどんなに恋じゃなーい!って思っても気づいたら恋してるってときもあるんだかんね!突然よ!恋は交通事故だからね!』
ぶっ!!ちょっと、折角穏やかな気持ちになったのに、、、何?恋は交通事故??
『佐和子、、、漫画の読みすぎじゃない?』
『ふっ、違うわよ。これは店長から教えてもらったのよ。恋は交通事故!』
『え!?!?ちょ、嘘でしょ??はははは!!』
『ホントだって!笑いすぎ失礼!』
恋は交通事故かあ。突然来るものなのかもな。なんて呑気に考えながら笑っていた。
ぶっ!!!思いも寄らない友達の言葉に飲んでいたお茶をふき出した。
『ぐぇっ、ゴホゴホ、、、。まさか、、、。んー、どうなのかな、、、』
『いいと思う!素敵素敵!応援する!!!』
そう言って目を輝かせているのはバイト仲間の木村佐和子(きむらさわこ)。私と同い年の高2。彼女の方が先輩でふたりの通う学校は違うけれどお互い途中まで同じバスで通っているためよく一緒に登校していて今では仲良し。
『あ、ありがと、、、。でもさ、男性免疫無いからこんな風に感じてるだけかもしれないしさ』
『そーんなの!気にしない!!ね!もっと仲良くなりたいって言われたんでしょ!?きゃー、脈あり!』
『いやいやいや!気にするから!そこ大事だよ!?likeかloveか結構大事だよ!!ああいう人は皆と仲良くって博愛主義なだけかもだし!』
あーだこーだと休憩室で言い合っていると、
ガチャ。
『おお、お疲れさま』
『ぐほッ!ゴホゴホ!は、はるやまざん!?ゲホゲホゲホ、、、』
張本人の登場に更に咳き込む私。何てタイミング!
『ちょ、ハル?大丈夫〜?』
さすがに慌て出す佐和子を見て春山さんも慌て出す。
『え、どした!?どんな会話してたか知らないけど、、、』
どき。はい、あなたのこと話してました。って言えるわけもなく。
なんて答えようか私が迷っていると佐和子が
『ああ!女子トークなんでお気になさらず〜。えへへ』
と誤魔化した。
すると、頭を掻きながら春山さん。
『へー、、、女子高生の会話についてけるほど若くないんでね、すんません』
コーヒー買ってくるわ。そう言い残して部屋を出た。
、、、、、。
私と佐和子の間に数秒の沈黙。
そんな空気を破ったのはやはり佐和子。
『おいおい、若くないってかまだ23でしょ!あの人!』
『そうだけど、、、やっぱり7歳差は大きいかなってことなんじゃないかな。てか、まだ好きって決まったわけじゃないよ!』
なんかネガティブな返しになってしまった。
『んー、、、』返事に困る佐和子。
少しして私の方を真っ直ぐ見た彼女は笑顔でテンポよくこう言った。
『でも!思うんだけどさ、年上だとか年下だとか、社会人だとか高校生だとか、そんなことよりさ、大事なのはこの人のことをちゃんと見るってことだと思うの!「大人の男性」ってひと括りに考えるんじゃなくて「春山さん」を一人の人として見てあげた方がいいんじゃないかな?』
一人の人としてか、、、。
『実際そんな簡単には上手くいかないと思うけど、、、相手はそうしてくれた方が嬉しいと思うよ』
『佐和子、、、。ありがと。』
まさかこいつに大事なことに気付かされるとはね。私はお茶をまた一口口に入れる。
『それにね!あんたがどんなに恋じゃなーい!って思っても気づいたら恋してるってときもあるんだかんね!突然よ!恋は交通事故だからね!』
ぶっ!!ちょっと、折角穏やかな気持ちになったのに、、、何?恋は交通事故??
『佐和子、、、漫画の読みすぎじゃない?』
『ふっ、違うわよ。これは店長から教えてもらったのよ。恋は交通事故!』
『え!?!?ちょ、嘘でしょ??はははは!!』
『ホントだって!笑いすぎ失礼!』
恋は交通事故かあ。突然来るものなのかもな。なんて呑気に考えながら笑っていた。