好きとか。
陽だまり
………眠い。
授業ってなんでこんなに眠いんだろ。
そんなどうでもいい事に疑問を
抱きながら窓側の一番後ろ、
特等席で私は頬杖をついた。
窓の外から見える運動場からは
体育を楽しんでる男子の声。
私は黒板から窓の外へ視線を移した。
サッカー、してるし。
あの男子達は同級生かな。
なんて考えながらボーっと
眺めていたら、
一際ハデに目立つ銀髪が目に入った。
……あ、まさかあそこのクラスは!!
……ふふ、やっぱり。
私の好きな人がいるクラスだ。