君のそばにいたくて



「 ま、俺なんていらないくらい
  仕事できるだろうし。頑張れよ 」 

そういって深瀬さんは
頭をぽんっと触った。

触られてることなんて
全然気にしてなんか
いなかった。


( なんだこいつ、あいつ気になんのか。 )

そんなことを思って
少し悲しい顔で
私を見ている顔も。



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