【完】俺が絶対、好きって言わせてみせるから。

甘えるように問いかけながら、整った美しい顔が近づいてくる。



ーードキドキ。ドキドキ。ドキドキ。


ウソでしょ〜〜っ!!



「やっ、あのっ…」



動揺しまくる私をよそに、黒瀧くんはそっと私の頬に片手を添える。


もう心臓が破裂しそうだった。



待って待って!!

急にそんな…っ。


無理に決まってるから!



「だ……だめっ。

……いやっ!!!!」



ーードンッ!!


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