【完】俺が絶対、好きって言わせてみせるから。

すると、ふと頭上から声がして。


見上げるとなぜかそこにはあの黒瀧翼がいた。



「え…」



なんでまたこの男がここにいるの?



「っちょっと、なんで…」


「…はぁ…よかった」



…えっ?



だけど黒瀧翼は私が目を覚ましたことに気がつくと、ホッとしたようにため息をついた。



……あれ?



「大丈夫か?

頭打ったんだろ?」


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