【完】俺が絶対、好きって言わせてみせるから。
そもそも私、黒瀧社長に招かれてこのパーティー来たのよね?
なのにいまだに挨拶すらしてないって、何しに来たかわかんない。
パパは相変わらず話し込んでるみたいだし…。
歩き回って疲れたのか、なんだか体がフラフラしてくる。
お腹もそこそこ満たされたので、祐二くんに声をかけた。
「…ねぇ、私ちょっと疲れたから休みたいんだけど」
「あ、マジ?じゃあ少し休憩しようか」