【完】俺が絶対、好きって言わせてみせるから。

そもそも私、黒瀧社長に招かれてこのパーティー来たのよね?


なのにいまだに挨拶すらしてないって、何しに来たかわかんない。


パパは相変わらず話し込んでるみたいだし…。



歩き回って疲れたのか、なんだか体がフラフラしてくる。


お腹もそこそこ満たされたので、祐二くんに声をかけた。



「…ねぇ、私ちょっと疲れたから休みたいんだけど」


「あ、マジ?じゃあ少し休憩しようか」


< 82 / 289 >

この作品をシェア

pagetop