【完】俺が絶対、好きって言わせてみせるから。

なんだかどんどん意識が遠のいていくかのよう。



「モモ、しっかりしろ!おい!!」



やっぱりさっきからなんか、体が変だ。


熱くて、フラフラして、ダルくて…



「……うぅ…」



そのまま黒瀧くんの胸に寄りかかる。



「…っ、モモ?」


「…みず」


「……え?」


「……水飲みたい…」



それからどうしたのかはよく覚えていない。


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