バスケ愛が止まらない君に。
廉人side
「今の子って…」
俺は田上廉人。
この春柊高校に入学したんだ。
家からはチャリで行ける距離でそう遠くないし、商業高校でさっさと就職したい俺にとっては打って付けの高校だと思った。
にしても女子の多さは異常だ…正直予想以上。
高校生になって、周りは彼女が欲しいだのどーのこーの言うし、言い寄ってくる女も居ないことはないんだけど、とにかく今はバスケに打ち込みたいって感じだから、彼女なんて俺には必要ない。
そう思っていた。彼女に出逢うまでは。
「今の子って…」
俺は田上廉人。
この春柊高校に入学したんだ。
家からはチャリで行ける距離でそう遠くないし、商業高校でさっさと就職したい俺にとっては打って付けの高校だと思った。
にしても女子の多さは異常だ…正直予想以上。
高校生になって、周りは彼女が欲しいだのどーのこーの言うし、言い寄ってくる女も居ないことはないんだけど、とにかく今はバスケに打ち込みたいって感じだから、彼女なんて俺には必要ない。
そう思っていた。彼女に出逢うまでは。