【完】イケメン*Twins~悪魔の誘惑~



残りのお弁当を頬張り、1人でなんかスッキリした気分でいるとこころんが小さく口を開いた




「ねぇ…もし、さ」



「んー?」



「もっ…もしもの話だからね!?

もし、要が手紙をいれる靴箱を間違えたんじゃなくて…新くんが美神くんの靴箱から、要がいれた手紙をとった…ってのが真実だったら…

どう思う…?」



突然の例え話にすこし固まる私




美神が…手紙をとってたとしたら…?





「んー、それで今…
美神という悪魔のこと好きになったわけだし…私のラブレターは悪魔に届く運命だったのかなぁ〜…

な、なんて…ね…!笑っちゃうね…!!
なにいってんだろ私…」




自分で答えておいてあとから、押し寄せてくる羞恥心



運命とかなにいってんだほんと…!!




アハハハハ…なんて笑って誤魔化すものの、なんだか余計バレバレで恥ずかしくなってしまった


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