Tell me !!〜課長と始める恋する時間
***
「あの…、私、この空気に耐えれないのですが… 」
「桃原さん、気にしすぎじゃないですか?」
涼し気な顔して本日のオススメ定食を食べる乾くん。
「なによ、モモ。私と一緒だと恥ずかしいとでも言うの?」
乾くんがあんな埃っぽい資料室でご飯食べてたら体に悪いですよって言って、あれ以来、お昼は強引に社員食堂に連れてこられている。
しかも今日は女王様もお越しになられていて…。
「は、恥ずかしいなんてとんでもないですっ。寧ろ、こ、光栄で、す。」
「にしては、噛み噛みじゃないですか桃原さん。」
乾め…余計なことを言いおって。
「でも、雉原さんお忙しいのに社員食堂で私なんかとゆっくりご飯とか食べてていいのかなと恐縮しておりまして…」
才色兼備の雉原さんと癒し系イケメンの乾くん。この二人と社食にいると周りからの視線がひっきりなしにグサグサと先ほどから突き刺さっているのですが…。
の、喉が詰まりそう。
「確かに、私、こう見えても暇じゃないのよ。」
「はい、申し訳ありません。」
とにかく、女王様に全力で謝る。
「ただ、ちょっと気になる話を聞いてさ。」
「話、ですか?」
「うん、ちょっと調べたんだよね。三鬼の相手先の会社。」
「えっ?相手って婚約者の?」
「こう見えても杏香さん…じゃなくて、雉原さんって色んな業界に顔が広いんですよ。」
と、乾くん。
「本当ですか?」
「ああ、まぁ、酒場の数だけ情報が入ってくる?みたいな。」
なるほど…。
酒豪でしたよねぇ。
妙に納得。
「あの…、私、この空気に耐えれないのですが… 」
「桃原さん、気にしすぎじゃないですか?」
涼し気な顔して本日のオススメ定食を食べる乾くん。
「なによ、モモ。私と一緒だと恥ずかしいとでも言うの?」
乾くんがあんな埃っぽい資料室でご飯食べてたら体に悪いですよって言って、あれ以来、お昼は強引に社員食堂に連れてこられている。
しかも今日は女王様もお越しになられていて…。
「は、恥ずかしいなんてとんでもないですっ。寧ろ、こ、光栄で、す。」
「にしては、噛み噛みじゃないですか桃原さん。」
乾め…余計なことを言いおって。
「でも、雉原さんお忙しいのに社員食堂で私なんかとゆっくりご飯とか食べてていいのかなと恐縮しておりまして…」
才色兼備の雉原さんと癒し系イケメンの乾くん。この二人と社食にいると周りからの視線がひっきりなしにグサグサと先ほどから突き刺さっているのですが…。
の、喉が詰まりそう。
「確かに、私、こう見えても暇じゃないのよ。」
「はい、申し訳ありません。」
とにかく、女王様に全力で謝る。
「ただ、ちょっと気になる話を聞いてさ。」
「話、ですか?」
「うん、ちょっと調べたんだよね。三鬼の相手先の会社。」
「えっ?相手って婚約者の?」
「こう見えても杏香さん…じゃなくて、雉原さんって色んな業界に顔が広いんですよ。」
と、乾くん。
「本当ですか?」
「ああ、まぁ、酒場の数だけ情報が入ってくる?みたいな。」
なるほど…。
酒豪でしたよねぇ。
妙に納得。