Tell me !!〜課長と始める恋する時間
「えっ?」
「ほら、人も多いしはぐれるといけないから。」
と課長の左手が差し出される。
「あ、ありがとう…ございます。」
確かに土曜日の午後という事もあり、駅もその周りも人でごった返している。
素直に手を出すとスッと繋いでくれた。
嬉しい。
たったこれだけの事なのに、胸がきゅっと締め付けられるくらい嬉しい。
課長にしたらなんて事ないんだろうけど。
隣に並ぶ課長のお顔をうっとりと眺める。
「そのだらしない顔を今すぐ何とかしなければ、ここに置いていきますよ。」
ヒィっ…
本気だ。目がいつも以上に笑ってないし。
ニヤける顔をぐっと引き締め、更に混み合うデパ地下へと向かった。
「ほら、人も多いしはぐれるといけないから。」
と課長の左手が差し出される。
「あ、ありがとう…ございます。」
確かに土曜日の午後という事もあり、駅もその周りも人でごった返している。
素直に手を出すとスッと繋いでくれた。
嬉しい。
たったこれだけの事なのに、胸がきゅっと締め付けられるくらい嬉しい。
課長にしたらなんて事ないんだろうけど。
隣に並ぶ課長のお顔をうっとりと眺める。
「そのだらしない顔を今すぐ何とかしなければ、ここに置いていきますよ。」
ヒィっ…
本気だ。目がいつも以上に笑ってないし。
ニヤける顔をぐっと引き締め、更に混み合うデパ地下へと向かった。