生徒だけど寮母やります!2



「なんか景が燃えてる」

「え?」


ライの言葉に結斗が首をかしげたとき


「静かに!」

今までの可愛らしい少女の声とはまるで違う凛々しい声が、寮に響き渡った



「女の子は今ここで誰と恋するかとかそういう事は知りたくない。それじゃ恋がつまらないでしょ?」



こうしてうまく場は収まり


弥隼は約束通り真面目に普通に、景に占いをする事になった


< 30 / 547 >

この作品をシェア

pagetop