君。
「…っわかった」

しばらく沈黙が続いてから泣きそうな震えた声で志織が言った。

走ってトイレから出ていくのがわかった。

私は志織まで敵にして、
ましてや志織なんてかわいくて男子からは人気だからみんなに白い目で見られるに決まってる。

でも志織は少しぶりっ子であまり女子からは好かれない正確だ。
女子の前では男っぽいところもあって、

女子でも私の見方をしてくれるんではないかと少し期待をして教室へ戻った。

ずっとトイレにしても仕方ないという諦めもあった
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