君。
案の定、教室へ入ると志織が男子に囲まれて泣いていて、

男子が口々に最低などと罵ってくる。

そんなの無視をして自分の席につくと女子が寄ってきた。

やっぱりね


「志織に何したの?」

えっ…
2-Bを支配していると言っても過言ではない。クラスの1軍の頂点のような存在。吉野が寄ってきた。吉野の取り巻きもいる。

「私は何もっ…」

「は?何したかってきーてんの。」

私の言葉が言い終わる前に吉野が返す。

「理子が…私を…」

と言って志織が震えだした。

「友達、親友だと思ってたのに…」
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